卒研の方向性は決まったが、具体的には
なああああああぁあぁぁんも決まってない。

オリジナルなアイデアが中々浮かばない。
てか、浮かぶはずねぇじゃん！！
バックグラウンド無いわけだし。

しょんぼりだ。

何にせよ、FEMとCFDを回すのは間違いない。
自分の能力的に片方しかできん予感。

ま、どんな研究テーマにしようと、I田助教授に
これでもかこれでもかと叩かれるのは必至。

これまたしょんぼりだ。

昼から航空宇宙フォーラム。
H-?Aの現状と今後について。
前半の技術面は爆睡。後半のコスト面、今後の見通しは聞いていた。

欧米は、あからさまに航空宇宙産業を国家が支援する。
消費税を免除したり、何千億円の資金援助をするのだ。

完全に三菱重工に移管することで、H-?Aは民営化する。
やはり支援が欲しいのだろう。

・消費税を例外的に免除
・打ち上げ期間を延ばすor自由度を増やす
（現状では漁業の問題上、年に190日とされている）
・空港の拡充（現状では衛星を直接種子島に空輸できない）
・各種手続きの簡略化

が要望らしい。

そして、安定した官需を得るためにも、軍事利用を進めるべきとのこと。
確かに、武器輸出三原則の撤廃と共に、
宇宙の利用の幅を広げることは、航空宇宙産業的には必要だろうな。

そして民需対策。
つうか、ビジネスとして成り立つはずの無いものだ。神経質になる必要はあるのかな？
支援は必要だけど。

そもそも、税金を何千億もロケットに費やすことに、いったいどれだけの国民が納得してくれるだろう。

科学技術に対する理解が、この国は進んでると言えないと思う。
打ち上げに失敗すると逆にモノの性能や信頼性は上がる、と言って何人が納得してくれるか。。

うむむ。。

：：：：：：：：：

フォーラムで、去年講義でお世話になったO笠原さんに会った。
相変わらず元気な人だ。
開発行きたいよ〜（今は経理の方に回ってるらしい）と連呼してた。
よほど、技術開発が好きなんだろうな。
ロケットの開発がしたくてたまらないといった感じ。

そして、知らない人に絡まれた。どうやらロケット開発に携わった人らしいが。
地球がどうのこうの、持続可能がどうのこうのと語ってた。
話がロケットからズレまくってる。
酔ってるんじゃないのかこの人、と思ったが、後で聞くと
全く飲まない人で雰囲気で酔ってるらしい。
どんな変人やねん！

夜は教授達と飲み。うはあ。

夏が終わる。。。。。。。

なぁつのおわりぃ〜にぃ〜

orz....

研究室に助教授（I田先生）が、ニコニコしながら
←を抱えて入ってきた。

「これ、ずっと欲しくてさあ。」
どうやら、
子供へのプレゼントと言う名目で近くのトイザらスで買ってきたらしい。

「先生、わざわざ自慢しに来たんですか？」
「そうそう、ぜひ君たちに自慢したくってさあ」

と、おもむろに箱から取り出し、充電開始。充電に8分かかるらしい。
その間、ニコニコの極み。超うれしいのだろう。
昨日から家で飛ばしていたとか。

「飛ばすのに結構コツがいるんだよ」
相当、室内で飛ばしたらしい。

で、こいつ、かなりの高回転ペラで浮上。
回転数制御しかできないので上下しか動けない。
でも、普通におもしろい動きだ。
二重反転ペラ搭載で反トルクを打ち消しているのだが、
「二重反転」と聞いて金工大が思い浮かんだアナタは変態だ。

それはさておき、
こいつのバッテリーは1〜2分で切れる。
更によく見ると「対象年齢15歳以上」とある。

これ買う15歳以上ってどんな奴だ！と普通に思った。
多分、子持ちの30代以上男性が対象だ。

（先生）「音楽（ドラえもんのテーマ）流しながら飛んでくれたらもっといいのになあ」
（僕たち）「はっはっはは、カワイイっすね。」
って、
それもどうかと思うわけですよ僕は。はい。


：：：：：：：：：：

今日は、
ちょっとうれしいことがあった。

そして、あれから一ヶ月。
早いもんです。

あの日の、あの場所の出来事はまるで、記憶というより夢のよう。
ぼんやりしてる。現実感が薄れている。

うはぁ。

勉強内容、穴だらけ。

研究室の同期は
狂ったように勉強しとるというのに。。。

怒涛の如く問題解いてる姿見ると凹む。

先日、「ゼロ戦に欠陥あり」という番組を研究室で見た。
欠陥の理由とか、現象がすぐ理解できるのは、
航空宇宙工学コースの授業の成果？
それとも個人的な趣味に因る？

"航空技術者"ってカッコイイなと思った。
なんだかんだって、出てきた爺さん達、楽しそうに喋ってるもん。
よほど飛行機好きなんだろ。

衝撃波関係の式をもう一度自力で導出しとこうと誓った暑い夏の日だった。

人力飛行機の設計関連のワードで来るやつは、
以外に身内かもしれん、と思えてきた。

設計の時期か。

変態設計の変態飛行機が変態飛行をするのがトレンドになるとおもしろいなあ。
いいじゃん、距離なんて。日大さんに任せれば。

双胴双発双翼二人乗りにしたら、キモさが2の4乗くらい増えそうじゃん。

眠い。。しかし、手を抜いたら落ちてしまう。。

航空のやつらは頭良い奴多いからな。
ついてくだけでいっぱいいっぱい。

：：：

シャトル、耐熱タイル（タイルという表現は適さないと思うんだけど）が
何箇所か損傷したらしい。

ぜってぇ過去にも同じことあったけど、そのまんまで大気圏再突入してるはず。
とはいえ早速野口さんの出番だ。

宇宙飛行士は命がけだ。死を覚悟して宇宙に上がっていく。
全てが極限状態。

：：：：：：：：：：

写真はプラットホームでの。

パイロットと長が琵琶湖を見てる。
何話してたんだろ？
風とか、飛ぶ向きとか？

ちなみにオレは「ちゃんと飛べよ」としか、声をかけてない。
今更、指示してもしょうがないと思った。

パイロットは白いTシャツを着てるのだが、
そこにはメンバーからのメッセージが書いてある。

”飛べ”とか”こげ”とか”頑張れ”とか。
その他若干意味不明な落書きも。。

「皆の思いを背負って空を目指す」

ベタだけど、よいね。こういうの。

飛行機は一人じゃ完成しないし、一人じゃ飛ばないし。
チームが一つにならんとできん。
特に今年はOB（4年、M1）の助けがなかったら機体は完成すらできなかった。

ただ来年、助けるかどうかは、今の2年生のやる気次第（かも。

台風かもしんないので、学校には行かず。
近所の図書館で勉強。

で、←を読む。
ある程度、中身は予想つくし、結論も妥当なとこ。
（でも、シャトルプロジェクトそのものを否定するのはどうだろう。新鮮な見方かもしれないけど、意味あるのか？？）

そして、今夜（だっけ？）ディスカヴァリーは”見切り発射”する。

複雑極まりないシステム、センサー一つを無視することがどう出るか予想はできん。

「最先端」ではなく「最高級」な技術の塊。
2010年には全機引退。

次の有人輸送手段ってどうなってるのだろう。。。

：：：：：：：：：：：

最近のニュースを幾つか

・小牧にブルーインパルス？！

もしかしたら、秋にブルーインパルスが来る。
こんな近くで！と思う反面、残念な気も。
人間が大量に押し寄せるのは必至。
まったり小牧は消えるのだろうか。

・無人偵察機導入？

とりあえず北に飛ばすそうな。グローバルホーク購入か、国産か。
個人的には国産を希望。

・陸域観測技術衛星ALOS　打ち上げ延期

失敗するよりはよろし。
工場見学でみたやつが宇宙に上がる。

関係ないが、航空宇宙関係の講演会に行くと必ず三菱の人に会う。

：：：：：：：：：：：：

勉強がっ。

だめだ。。

さっさと流体を終わらせないと。


（追記）

シャトル、打ち上げ成功みたい。
ETの断熱材が剥がれているかどうかは不明。

映像見て思った。

宇宙目指し昇る、光。
すげぇね。重力を振り切ろうとするのだから。（正確には振り切れていないのだけど
プロジェクト全体としてではなく、
このシャトル個別の技術力は
やはり賞賛されるべきだろう。（特にSSME

ETのカメラの映像で、シャトルオービターの下面が青く光っているのが印象的。
地球の青だろうか。。

無事、帰還することを願う。

流体を復習。

あうっ。

間に合わん。

それと、なぜか知らんがiPodShuffle内の音楽データが吹っ飛んだ。
また入れなおした。

：：：：：：：

先週でもって、自分の人力飛行機作りに一区切りついたと思うと、
感慨深いもんがあるなあ。

院試終わったら、写真立てを自作して、
暇だろうから、映像編集して、
今年の尾翼の設計・製作について文章にまとめようかの。

そして、今年こそは桃酔果をゲットするのだ。（飛行機とは全く関係なし

：：：：：：：：：：：：

例の屋上、夜に登るとかなり眺めがよい。
明日登ったら、（風で）どこかに飛ばされそうだ。

写真は観客席に迫り来る我がチームの機体。
この構図は、うちらだけ。普通は横向きの写真しか撮れないはず。

もし、あのまま突っ込んだら
”人力飛行機による自爆てろ”
・・・・
…
にはならんね。

線形代数が分からん。問題が解けん。

ラプラス変換、スカッと忘れてるし。

：：：：

M-?ロケットは無事、衛星分離に成功したそうで。
よかったよかった。
衛星の愛称は「すざく」
何か威厳がありそうだ。

そして明後日はシャトルが打ち上がる。

今日はJAXAの人の「空力弾性と能動制御」の講義。
1時から6時とか、マジしんどいし。

以前、失敗したSST（超音速機）の実験を夏にオーストラリアでやるらしい。
正直、やっても意味ないと思うのだが。。。
プロジェクト自体、継続はしないのだし。。

：：：：：：：：：：：：：：

写真は4月に、初めて組み立てたときのもの。（まだフェアリングが途中）
校内のグランドでゲリラ的に実施。
朝早いしうちらの他誰もいないけど。
たまに夕方にやったりする。

真昼間にやったら宣伝になりそう。

とあるホテルで航空宇宙産業関係の講演会に行ってきた。

1つ目はフランスへの視察について。
もしやSST（次期超音速旅客機）の日仏共同開発についてか！？
と思いきや全く違った。

2つ目は新明和の誇る飛行艇”US−1A改”の開発について。
開発担当のリーダーの方が話されるのだが、実に話が上手い。
そして、

熱い！

新明和という会社は戦中は川西航空機として、有名な二式大艇を製造。
小さい会社だが、飛行機好きが集まってる感じ。

US−1A改はかなりの高性能な飛行艇であると知った。
試験飛行のビデオがあったが、離水する様子は圧巻。
3mもの荒波でも着水・離水可能という。
海洋国であるこの国ならではの飛行機か。

武器輸出三原則が早く緩和されれば、この飛行艇も輸出できる。

更にUS−1A改は、大量の水を搭載することで、世界トップの消防飛行艇ともなる。
救難・哨戒・消防という役割を担える、水陸両用のこの飛行機、
たった7機の生産で終わらすのはもったいない！

3つ目はティルトローターについて。
ま、普通の中身。

：：：

講演後、懇親会（ちょっとした飲み会）

先ほどの新明和の方とも直接話せた。熱い人でした。

そして、三菱の人とも何人か話した。名刺も貰った（やっぱ学生も名刺必要かもね）

夏にインターンでお世話になった課長さんとも話せた。
Boeind787、777、747、そしてリニアモーターカーの車体（！？）
などの構造担当らしく、仕事が大変そうでした。

どの人も、飛行機好きというか、ある意味夢見がちというか。
そして、やたら喋る。自分が携わった機体をエンドレスに語りだす。
（MU300とかXT-4とかMH2000などなど）

利益が大して出ない産業だけに、ビジネスとは違った意識で働く人が多いのだろうか。

：：：：：：：：：：：：

懇親会後は、先生方（3人）と飲み会。
それなりに楽しかった。先生たちの本音が聞けた。
助教授からの時節繰り出される毒針にちょっとひいたけど。
なんやかんやで4時間以上も飲んでいた。
ふぅ
話していて
院試がオレにストレスを掛けてきているのを感じ始めた。
やべえ。。

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今日の写真は飛んでいる今年の機体。
上に大きく反っているのが前翼。後ろに長い後翼がある。
この前からみた姿、結構カッコイイと思う。
琵琶湖でもこの姿が見えることを願う。