素粒子と地下 geo_space
2010年7月18日 日常 コメント (2)
スーパーカミオカンデの一般公開なんぞに行ってみたのです。
素粒子理論への知識はほとんど無いので、単純にすげー施設っぽいという雰囲気で満足。
鉱山の奥に進むのとかワクワクしないわけがない。
地表から1000m。
気温は常に14度(寒い)
そこに「重力波実験施設」だ「超純水生成」だと、名前だけで怪しげな扉、配線、配管。
グオングオンと響く音。
地底の最先端研究施設ってのを体感してしまった。
高校生の頃、土岐市にある核融合科学研究所でLHD(大型ヘリカル装置)見たときと似た感じ。
参加者からの質問
「この研究(ニュートリノ探索)は私達の生活に何か役立つのでしょうか?」
研究者の回答
「今はニュートリノ自体の性質を探っている段階」
「将来、役立つかもしれない」
「観測機器の開発において、新たな技術革新が起こって、他の製品に応用されるかもしれない」
とのこと。
個人的には上記は教科書的な対外説明用回答であって、本心は違うのではないかと思う。
要するに
「知りたいから調べる」
わけでそれをどう応用していくかは、エンジニアの仕事じゃなかろうか。
将来有用か否かなんて分かりそうもないなら、「未知のものを解き明かす」で必要十分な動機。
とはいえ投入される金額が莫大だから、もっともらしい理由付けを発信するのは必要な義務の一つだろう。
で、その後の詳細な説明をT大とTH大のM1がやっていて、「うは、かわいそ。がんばれ」と密かにエールを送りました。
(3段目の写真はスーパーカミオカンデの施設内部にある、来所者からのメッセージ)
素粒子理論への知識はほとんど無いので、単純にすげー施設っぽいという雰囲気で満足。
鉱山の奥に進むのとかワクワクしないわけがない。
地表から1000m。
気温は常に14度(寒い)
そこに「重力波実験施設」だ「超純水生成」だと、名前だけで怪しげな扉、配線、配管。
グオングオンと響く音。
地底の最先端研究施設ってのを体感してしまった。
高校生の頃、土岐市にある核融合科学研究所でLHD(大型ヘリカル装置)見たときと似た感じ。
参加者からの質問
「この研究(ニュートリノ探索)は私達の生活に何か役立つのでしょうか?」
研究者の回答
「今はニュートリノ自体の性質を探っている段階」
「将来、役立つかもしれない」
「観測機器の開発において、新たな技術革新が起こって、他の製品に応用されるかもしれない」
とのこと。
個人的には上記は教科書的な対外説明用回答であって、本心は違うのではないかと思う。
要するに
「知りたいから調べる」
わけでそれをどう応用していくかは、エンジニアの仕事じゃなかろうか。
将来有用か否かなんて分かりそうもないなら、「未知のものを解き明かす」で必要十分な動機。
とはいえ投入される金額が莫大だから、もっともらしい理由付けを発信するのは必要な義務の一つだろう。
で、その後の詳細な説明をT大とTH大のM1がやっていて、「うは、かわいそ。がんばれ」と密かにエールを送りました。
(3段目の写真はスーパーカミオカンデの施設内部にある、来所者からのメッセージ)
コメント
カミオカンデにはロマンがありますよね。
何世代にも渡って研究が継承されているのがすごいと思います。
やっぱ行くしかないかーw