夢の次　　next generation

今日はサークルの引継ぎ。
役職とか、担当部位とか。

さて、（どうせサークル員の何名かはこれ見てるだろうから）
今年のプロジェクトの感想を。
むしろ個人的な考えを。

ちょうど2年前、ほいほいとプラットホームについていって、
そこで飛行機が飛ぶのを見た。

すげぇと感じた。
自分のチームの、あの機体が空飛んでることに。
そして、誓った。

ぜってぇもう一回ここに立ってやる。
次はオレの作ったモノを琵琶湖で飛ばしてやる。

その後、設計に関わり、
三面図とかも書いたり、
尾翼を設計・製作し
フェアリングまで手を出した。
事務関係の仕事も一手に引き受けた。

それが2004年の機体「Knightmare」
中ペラ、リカンベントの人力飛行機。

既に試験飛行を終え、いい機体だと思った矢先に「書類選考落選」

悔しかった。

飛べる翼を持ちながら、その力を存分に発揮することができなくなった。

当然プラットホームには立てない。

で、考えた。もう一回、あそこに登るのにどうすればよいか。

答えは一つ。

通常、夏を終えた3年は引退し、手伝うのみになる。
しかしもう一回、
現役としてある部位の設計製作を完全に一人でやり
熟知しているのは自分だけ、という状況を作り出す。

そうすれば、間違いなく再びプラットホームに立てる。

そうして、オレはもう一回、設計・製作に明け暮れた。

消えそうになるモチベーションと戦いながらね！
何度、面倒だから放棄したくなったことか。。。
何かを設計したり、作ったりするには非常に大きなエネルギーを必要とする。

提出書類や三面図に文句を言いまくったのは、
誰よりも鳥コンに出たかったから。
もう一度、飛行機が飛ぶのを見たかったから。
パイロットに力の限りを尽くして空を飛んで欲しかったから。

そして、書類審査に受かり、こうしてプラットホームに上がれた。

2年越しの願いが叶った。（壮大な自己満足計画成功！とも言える

こうして、自分は価値ある「達成感」を得ました。
このサークル入ってよかった、と思えた。

今の2年生、1年生もぜひ、頑張って、まじめに作って欲しい。(大学の名前も背負うわけだし

精一杯やらないと達成感は得られないし、燃え尽きることもない。
楽なことばかりじゃないから意味があるわけで。

で、3年生には、
もう一回設計に携わるのはエネルギーが要るよ
とだけ言っとこう。

1年間、モチベーション保てるか？（何の為に？誰の為に？）
そのやる気は来年の夏まで持続するか？

ま、ガンバレや。
情報共有だけは忘れずに。
チームとしての連帯感もね。